ストリート・ファイティング・マン

−ほら最近、どっからくる企画書みても定年だろ?



ああ、はいはい



−あれほんとにさ、あんな金、使うのかね?



どうでしょね。



−ほとんどのやつらが不要になって、時間だけは
できるわけだろ? どうすんのかね?



恋愛じゃないすか?



−(しばしの沈黙のあと)みにくい話だよな



例のマンション買ってくれとか、せがまれてたの
どうしました?



−醜悪だよな…そこまでいくと



また青春の70年代をなぞるんだと思いますよ。




−それどまりかねぇ。。



え?



−ほら、燃えてるわけじゃん。パリは



ああ、68年



−もう1どあなたも石を投げてみませんか?って
ツアー企画したら、ひと集まるんじゃないかな



修学旅行オーストラリアのご時勢だし、同窓会は
エッフェル塔。てのもありかもしんないすね




−R子から電話あったよ。2晩続けてきたってさ。
スライかけたら、楽しそうにおどってたってよ。



あんな築20年のカラオケスナックにねぇ…




(mixi日記2006年4月6日の電話記録)



この月あたりのできごと
1)団塊世代の定年問題ニュース等で話題になる
2)パリで暴動。「68年の再来」と新聞見出し
3)ローリング・ストーンズが5どめの日本公演。
高額チケットが批判をあびる
4)ミックジャガー恵比寿のスナックへお忍びで
来店。「5月革命のアンセム」との評価もたかい
「ダンス・トゥザ・ミュージック」にあわせ踊る。
グローバリゼーションによって地球は狭くなった
としみじみ実感する