駅まえ文化

地下鉄の改札をでて、階段のぼったら目のまえに
見えるオープンカフェがぜんぜんダメだ。
開店してもう10年以上になる老舗。パリっぽく
道路にテーブルや椅子を並べたのも、確かここが
最初じやなかったかと思う。
数ヵ月まえにリニューアルして、ホテルライクな
ちょっとゴージャスな雰囲気に、アップグレード。
ダウンライトが、ブラウン基調のソファを照らす。
そしたらなぜか、とたんにだれも行かなくなった。
席さがしに苦労するほどじやないにせよ、週末や
夕方はだいたい満員、平日はやい時間も道路側は
だいたい埋まってたはずなのに、いつもガラガラ。
たぶん、昔の1/5も入ってない。まともな神経
なら3年もたないだろう。
これだけの大失敗だから、原因は1つきりでなく
複合したのだと思う。でもよくわからない。



ドンキまえを追い出されたBOOK1stへ行く。
久しぶりにかつて通ってた空間へ足を踏みいれた
ようで、旭屋ってこんな狭かったけ?と思った。
かねがね本棚がずらっと建ってるだけで、店員に
なに聞いても碌に答えらんないメガ書店とやらの
存在理由を疑ってたのだが、ようやく氷解する。
これらは決して書店ではなく巨大キオスクである。
ケータイ小説の是非なる話題で盛り上がってるが
もうリアルな本屋なんて世界遺産なのだと悟った
ほうが無難ではないか。
(BMW隣りのリブロは改装してよくなった)