沖縄ノート

右も左も遠慮してるようだから、私が指摘しとく。
例えば先の大戦まえには、フランスやイギリスは
おろか、合衆国でさえもファシストたちが政治的
活動に熱心にとりくんでた時期があった訳だから
して、そう恥ずかしがることはないと思う。
つまりこれは、世界の潮流なのだ。
現在、わが国において行われてるのは、民族浄化
以外のなにものでもない。
わざわざダルフールや、チベットまで行かずとも
お近くで充分、ご覧になれるのである。
エスニック・クレンジングとはその民族の神話を
破壊し、アイデンティティを空洞化させることだ。
よって、本当に集団自決命令があったかどうかは
そんなに重要ではない。
「すべてがそうだったわけではない」
といえば、それだけで傷つけるに足りてしまう。
むしろ、主張してる官僚らがホントにそう思って
おらず、いいがかりをつけてるだけのがかえって
オドシがきいて効果的だったりもするくらいだ。
単なる教科書の記述問題とだけ、腰抜けで無能な
マスメディアでは報道されてるが、実際は笑顔の
浄化、虐殺なきクレンジングなのである。
「それにしてもいったいなぜ?」
と思われるかもしれない。
秋冬として、ブランドモノのネクタイを100本
作ったとしよう。
50本は原宿や渋谷で売れた。
30本は軽井沢のアウトレット。
10本は特別セール。
それでも残ってしまった10本はしかたなく廃棄
処分となる。これを
「商品化」
と呼んでるのだ。
ここ20年くらいの民族浄化は、さしずめ市場化
だろうか。
そういえばたしか
「若者に自動車が売れない」
などと悩んでたのだった。
するとあのヤシマ作戦のバスは。