ジャンヌ・ダルク効果

とうとう文部科学省が、大相撲へ教育てき指導を
おこなうというペコポン展開となった。
考えうる打開策としては
1)東証みたく技の銘柄をいれかえる
釣りだし、うっちゃりは、時代にそぐわないので
禁じてとし、換わりに根性焼きとビール瓶を。
2)もう少し八百長に寛容へと世論を誘導
相撲賭博の導入。
など。ようは相撲あらためリンチが国技となった
わけである。
男性アイドルグループ志望のキッズたちがケツに
ちんぽを突っこまれないと、けっして輪になって
踊りださないように、この飽食な日本では若者は
リンチなくして闘う意欲がわいてこない。という
のが現状であろう。
中学、高校でも道徳や倫理の時間に委員会を設置
ぜひとも必要悪としてのイジメのガイドライン
生殖器官どうしをどれほどの強さで擦りあわすと
それは暴力と呼ばれるようになるのか?
などの形而上学について真摯な議論をおこなって
もらいたいものである。
とはいうものの、やはり女のイジメのがより陰湿
からして、角界を両性に開放するのには反対だ。
たまにお立ち台めがけ道場破りが来れるくらいで
充分なのではないか。
だいたいからし
「愛のムチ」
だの
「気合いをいれる」
だのというコンセプトそのものに問題があるのだ。
腹いっぱいナベを食わしとけば立派な力士になる
だろう。とでもいうような、身体をもって精神を
コントールしようと試みる、昨今ではギャル曽根
ひとりにすら通用しない、宝石を飲みこんだ海を
打ち据えるに似た、無益な行為ではないか。
女に魂があるかどうかは、とりあえずおいといて
このように肉体を偏重すれば必ず、精神が反乱を
おこすものである。
言い出した手前、わたしも相撲の現場においては
どこまでが「可愛がり」なのか、提言しときたい。
すなわち、より寛容なひらかれたかたちでの社会
参加である。
色男のホントの姿は悪魔ではないか?
と謎の電波を巫女たちが受信するようになったら
行き過ぎということだ。
これまでだってずっとそうしてきたではないか。