くまぇりマイラブ

「『アマチュア』というカルト」
著者アンドリュー・キーンさんジム・レイラーに
出演。
ネットができて文化の質が下がった。自己表現は
自己賛美に換わり、対話や闊達な議論がなされる
べきはずが、結局は同好会になってしまってる。
↑をもってデジタル・ナルシシズムの時代と彼は
語る。いわく
「あなたが毎日、食事の写真をブログへ載せるのが
世間の人にとって、どれほど重要でしょうか?」



重要な場合。
そのブログ主が、強盗殺人にでもまきこまれたら
あとからデータベースへアクセスするわれわれは
その内容が平凡であればあるほど、涙するだろう。
ワインが血に換わるように、重要になるのだ。
プリンスが
「憶測ビジネスモデル」
とまで呼んで恐れるのに、どこか似てる。
じつはネットの役目とは、そこにしかなかったと
したら−巨大な供犠の空間でしかなかったらどう
だろう?