八甲田山

いつもは冷たい某外資系C銀行から久々にDMが
きたので、なんぞ美味しい話ならひとくち乗せて
貰おうじやないかと開けてみたら
「すこしの負担であんしんが続く」
某払えませんA保険(CIA)のお誘いだった。
ティファニーとロレックスのダブルネーム以来の
最強コラボだしDMはとりあえずとっとくか。と
思いなおし、引きだしへ入れた。



八甲田山
は、あくまでも史実に忠実でなく創作らしいのだ。
とはいうものの当時、映画を見た人々は、大東亜
戦争のメタファーだと感じグッときてたのである。
「無駄に訓練がキツすぎて、予期せぬ落とし穴に
ハマって自滅。てのはなにも昨日きょう始まった
話じやないんだな」
と思ったわけだ。本当は単に運の悪い天災だった
ようなのだが、さてどっちのがより深刻だろうか。
今回の遭難事故は、ネタ−ベタを分かつ川の谷が
一瞬で、雪に埋まってしまったかのようだった。
防災の日に超巨大地震が襲ってきて、首都が潰滅。
狂人を装ってたはずが気がついたら収監されてた。
みたいな底ぬけた頼りなさを感じる。